ABCA 第2回講演会 講演録
第1回講演会講演録(初稿-7/6付)
1
●講師自己紹介
・一般の開業医には、いじめの相談はほとんどないが、今後のために勉強したいと思っている。
・専門は小児科だが、配布資料(受動喫煙について神奈川新聞抜粋記事2015年5月31日付)のとおり、
受動喫煙についての活動も行っている。
●いじめにつながる障害・病態について
<起立性調節障害>
※配布資料:いじめにつながる障害・病態について(A4-3枚)参照
・目立つ特長
①朝起きられず、夕方ぐらいから元気になる→“なまけ病”と思われることが多い。
②1990年代から疲労感の身体機能の異変を客観的に評価することができるようになった。
③宇宙飛行士の帰還後に同様の病態が見られる。
・病態と治療方法
起立や座位で血圧がひどく低下して脳貧血を起こすなど、自律神経や交感神経の働きがアンバランスに
なった状態。
神経内科にて血圧コントロールの投薬などで治療する。
・いじめとの関連
遅刻や欠席が増えていじめにつながり、心理的ストレスで自律神経に悪影響を及ぼしさらに悪化する。
<吃 音>
※配布資料:いじめにつながる障害・病態について(A4-3枚)参照
・目立つ特長
①2~5歳までの5%の発症率で、思っているよりも結構な人数がいる。
②男子に多い。
③歌う時は症状が出ない。
項 目
内 容
テーマ
小児科医から見たいじめ予防とこどものからだについて
開催日時 2015年7月5日(日) 15:00~16:30
開催場所 横浜国立大学 運動場管理棟3階会議室
講師名
藤原芳人氏(横浜市小児科医師)
参加者
9名 オブザーバー 辻本愛子氏(横浜市こども青少年局医務担当部長医師)
保護者5名 / 事務局4名
講演内容
①開催の挨拶(事務局)
②講師自己紹介
③藤原氏の講演
④質疑応答・ディスカッション
⑤まとめ
⑥閉会の挨拶(事務局)
配布資料
①受動喫煙について(A3-1枚)神奈川新聞抜粋記事2015年5月31日付
②いじめにつながる障害・病態について(A4-3枚)
③吃音についての参考資料(A4-2枚/4ページ)