ABCA 第2回講演会 講演録
第1回講演会講演録(初稿-7/6付)
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・しないでほしいこと
①「ゆっくり落ち着いて」などの話し方のアドバイスは、プレッシャーになる
②言い直し
③話し方の真似
・対応方法
①ゆっくり聞く、待つ
②周囲の協力を仰ぐ
・いじめとの関連
①友人から真似をされたりからかわれて、学校生活が苦痛になる。
②成人になっても治らないと社交不安障害などの社会人として問題が残る。
<夜尿症>
※配布資料:いじめにつながる障害・病態について(A4-3枚)参照
・目立つ特長
①就学前6歳児の10~20%にみられる。
②多尿型・膀胱型・混合型の3タイプがある→おむつをして夜間尿の量をチェックして判断する。
③離婚、両親の不和、夜尿症、いじめがトラウマになると言われている。
・対応方法と治療
①トイレのために無理に起こさない。
②夕方から水分を控える
③規則正しい生活
④身体を冷やさない
⑤おしっこのがまん訓練→成人と異なり、膀胱の筋膜が柔らかいためにかなりの効果がある。
・いじめとの関連
精神的ダメージで弱そうな子に見えるのでいじめの対象になる。
●受動喫煙
※配布資料:受動喫煙について(A3-1枚)神奈川新聞抜粋記事2015年5月31日付 参照
・日本の現状
①科学的に害が立証されているにもかかわらず、日本は受動喫煙に対して後進国である。
②FCTC(タバコの消費を抑制する国際条約)に反して、日本では法律でタバコ産業が優遇されている。
③タバコの栽培において農薬の規制がなく、また有害物質や添加物などが多く含まれている。
・タバコの害
①約50種類の発がん物質が含まれている。
②タバコの煙にもM2.5が大量に含まれている。
③ヤニを防ぐとされているフィルター付きのタバコは、強く吸引するために肺の奥にまで煙が入り、近
年では肺気腫や肺腺がんが増えている。
●関連の話題、参加者の関心等のディスカッション(質問・話題が出た順に列挙)
・受動喫煙の影響がある距離はどの程度か?
→無風状態で約7メートルと言われている。