《報告》平成27年度第二回ABCAイベントin横浜国立大学!
平成28年1月9日(土)・10日(日)の2日間の講習として開催された今回の第二回ABCA講習会
学校の登校日や受験日など参加しにくい条件が重なった日程での開催でしたが、小学生8名、未就学児5名、保護者10名の参加を得てとどこおおりなく開催できました。
参加頂いた方々、指導にご協力頂きました講師各位、会場を提供して頂きました横浜国立大学様、ボランティアの皆様にこの場を借りて、改めて御礼申し上げます。
皆様の熱意により、徐々にではありますが、子供達、保護者の皆様が体も心も成長し、今後の社会のなかで健全な子供達の育成の先導者となり、子供達の自立をとおして「いじめ」のない社会に一歩ずつ近づいて行ける事を切に願います。
今後とも皆様のご理解とご協力をお願いします。
コミュニケーショントレーニング
指導:網代隆子
空手道場で、まずご挨拶と返事、そして相手の目を見て挨拶や返答するトレーニング
ほほの甲殻を親指と一差し指でつくった丸でしっかりとあげてにこやかにあいさつできる練習をしました。
空手、テニスの講習でもその効果は抜群!
何事も、積極的な姿勢で望む第一歩としてのコミュニケーションの大切さを体験、実践することができました。
空手指導
指導:甲畑信二(横浜国立大学空手道部監督)
今回の空手指導では、まず礼に始まり礼に終わることをしっかりと指導
次に、基本動作練習の後、本来の空手のもつ接触体験!!これが子供達には新鮮な感覚でした。
型から甲畑先生に実際にパンチしたり、キックすることで、空手の持つ感覚と打、蹴による痛みも体感しました。
さらに、紙を巻いた棒での攻撃を手足を使って防御する事も体験しています。
感覚を覚えるからこそ、その危険性やそこから逃れる術を真剣に集中して自ら行動していました。
また、その痛みから、スポーツという一定のルールの中だからこそできることであり、それ以外には使うものではない事もしっかり理解していました。
これこそ、自らを磨き、自分のことは自分で守りながら、社会のルールのなかでの振る舞いを考える最高の場になったように思います。
テニス指導
指導:蝶間林利男(横浜国立大学名誉教授・元デ杯トレーナー)
コーディネーショントレーニングからはじまり、ラケットでボールを打ち、相手より一つでも多くボールをコートに入れるゲーム感覚を楽しみながら、互いにその数やショットの質を競い合う練習
子供達も我こそが・・・今度こそ・・・・もう一回・・・といった自然にわき出す競争心をあらわにしながらボールを追いかけていました。
他人とルールの中で競い合いながら自らを高めること・・これこそ、今の子供達に必要な事ではないでしょうか?
保護者講話・講習会
9日 講師:佐々木由紀子・上田修司
魔法の質問で子供達の心の扉が開きます!
「いい質問に答える」と答えた本人に変化が生じることを実感しました。
10日 講師:広木敬子(現役教員)
教職課程の部員の経験談を交えて保護者との懇談
次回、3月26日(土)・27日(日)の鎌倉(横浜国立大学附属鎌倉小学校・中学校)では、今回の経験を活かし、さらに充実した講習内容になるようにスタッフ一同さらに研鑽に努めて参ります。
ご期待ください。
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