北茨城市関本小中学校でテニス導入に向けての意見交換と実証講習

4月5日(木)北茨城市立関本小中学校(小中一貫校)において、文科省の体育の教育指導要綱に2018年度からテニスが明記されたことを受けてテニスの学校体育授業への導入に対する現場教員の意見を伺い、対応策など話し合い、道具や指導方法についてのプレゼンテーションをさせていただく機会をいただきました。
関本小中学校の小林校長先生やじめ、新学期準備でお忙しい中意見交換会にお集まりいただきました先生方にはこの場をお借りして感謝申し上げます。

開催概要

  • 会   場:  茨城県北茨城市立関本小中学校(小中一貫校)
  • 参加者:  関本小中学校 校長 小林先生ほか6名の教員
  • NPO ABCA 蝶間林理事長、岡松理事、東理事、石原事務局長の4名
  • 内   容:
    1.小林校長から今回の意見交換の意義説明
    2.テニスが指導要綱に明記されたことの説明
    3.現場教員の不安ヒアリング
    4.テニス道具の種類の説明とつい方の説明
    5.現場で欲するテニス指導についての意見交換

 

教育現場の声と対応

  1. テニスをしたことのない教員は指導に不安を持っている。
  2. テニス道具の使い方を知らないため授業で有効にそして安全に利用できるか不安
  3. 要綱に示されても各学校に道具が配備されるか不明
  4. 体育の授業であるため、クラブスポーツとのは違い、全員に対して教育的な効果をもたらすことができるか?またもたらすにはどのように指導すれば良いかが不明

といった意見が出た。
それを受けて、ABCAの蝶間林理事長から

  1. テニスの運動特性と教育的効果
  2. 身体の発達発育に大きく貢献できるコーディネーション能力の向上に寄与できる
  3. 現在のテニス道具とその使い方
    Jr用ラケット・ボール・室内でも可能なミニネットなどいかに楽しくできるかを実体験していただき
    ネット型運動の最大の効果は対戦型運動であり、その楽しさが継続につながる

といったことをお伝えし、今後のテニス授業への不安を払拭し方法論の一部を伝授

テニス部員を対象にテニス(硬式テニス)の導入実践指導

教員との意見交換のあと、北茨城市関本小中学校のソフトテニス部員を対象にテニス(硬式テニス)の入門講座を実施させていただく機会をいただきました。

初めての硬式テニスラケット(Jr.用)、初めての硬式テニスボール(Jr.用 オレンジボール・グリーンボール)を使ってのテニス講習

ラケットとボールに馴染み、体の動きを良くする(感覚を向上させる)コーディネーショントレーニング

手出しによるボールのヒッティング・コースの打ち分け・サーブ練習とつづき、最後にはABCAスタッフを相手にサーブからラリーまでゲーム感覚で楽しんでいただきました。

 

このような公教育現場への貢献も今後のABCAの活動に取り入れたいと思います。

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